山季 布枝 Nobue Yamaki

山季 布枝 山季 布枝

Profile プロフィール

Nobue Yamaki 山季 布枝

 ウィーン国立音楽大学卒業後、帰国。

 日本国内外でリサイタル、トーク・コンサート、オーケストラとの共演、ピアノ・デュオ(4手、2台)、室内楽、歌曲伴奏活動を開始。
 
 コンサート・プロデュース、チャリティー・コンサート活動のほか、演奏家の育成にも熱心に取り組み、新型コロナウィルス禍に伴う自粛に対応したリモートワーク・レッスンも積極的に取り入れている。

 ウィーン奏法継承者の一人として認められており、その確かな技術に裏打ちされた美しいタッチで奏でられる音は《究極の癒しの音》といわれている。

 演奏レパートリーは幅広く、19世紀や20世紀の忘れられた名曲や未発表作品なども発掘し紹介している。

 様々なジャンルとのコラボレーションのほか、レクチャー活動は「J.S.バッハ鍵盤音楽演奏法」「ピアノ演奏法と指導法」「4手連弾・2台ピアノ演奏法」など幅広い。また音楽療法のセラピストとして日本各地の病院や施設、保育園からの依頼も多い。

 自身の手指の骨折やイップス(yips)をみずから克服した経験から、様々な悩みを抱えるミュージシャンたちの復帰へのサポートやリハビリ、また演奏に対するメンタル・トレーニングを含む指導のほか、ピアノ学習を断念した人たちのリスタートのための『山季レッスン・メソッド』は大きな注目を集めている。

▶︎近年の主な活動
2001年スロヴァキアにて「ベートーヴェン・月光ソナタ創作200周年記念演奏会」に招聘され演奏し「R.バロバー賞」を授賞。その演奏はスロバキア国営放送で紹介された。

2009年に開催されたNHK放送博物館でのテーマ別による全8回のトーク・コンサートは全回満席で大好評を博した。

2012年にヤマハミュージックメディアより山季布枝校訂版「バッハ・インヴェンション演奏例実記版」を出版。

2016年から毎年、『NOBUE』のステージ・ネームで、ロンドンとヨーロッパの主要都市でリサイタルを開催。『美しく響きの豊かな音で様式感に則った演奏』と高く評価されている。

2018年には中国・寧波でも演奏し、北京国際ラジオ放送のインタビューを受け、その演奏と活動に対する姿勢に大きな賛辞を得た。

▶︎CD(Release)
『山季布枝ピアノコンサートvol.1』
『エリーゼのために / 山季布枝ピアノリサイタルvol.1』
『トロイメライ/ 山季布枝ピアノリサイタルvol.2』
『もみの木 / 山季布枝クリスマス』
『山季布枝クリスマス・ピアノ・ミュージック』
『江戸でピアノを(バロックの家康からロマン派の慶喜まで)』

PTNA正会員。
「サロンドアール山季」主宰。

Works 作品一覧